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zoom RSS 7.ドームの屋根に四角い躯体

<<   作成日時 : 2009/08/05 16:14   >>

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  プランニング方法として、各部屋の機能をよく考えた上で、四角い部屋に入れるべきものは四角い躯体の中に。 円い天井や、吹き抜けの大空間が似合う部屋はドームの下へ、と分けて考えるべきだと言う話を「構造美と機能美」の中でしました。 今度は四角い躯体と、屋根として考えるドームとをくっつけなければなりません。


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  ドームを横から見たときに、図のように三角を横に連ねた層が4層と、その上に載る5角形とから構成されていることが分かります。 このタイプのドームは、その大きさに関係なく、全てこのような構成で成り立っています。 直径5mのドームも、15mのドームも、それぞれの三角の大きさが異なるだけで、三角パネルの枚数や組み方は変わりません。

  1段目の層と2段目の層との境に注目してみると、地面と平行になんとなく真っ直ぐになっていることが分かります。 ほんの少しジグザグと折れてはいますが、この程度であれば、ここを2階の床レベルとして使えそうです。 この絵の1層目と2層目の境を2階床(2FL)とします。


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  1層目の下のラインも、先程の1層目と2層目の境である2階床のラインと同じ角度の線で描かれています。 それは、ドームを球体として考えたときに、その中心が図のように1層目の中心にきている為、1層目の上のラインも、下のラインも、対称に同じ角度の線を描くことになるためです。

  この1層目の下のラインを1階の床とするには、1層の高さが階高(1階床から2階床までの高さ)と同じ高さである必要があります。 通常、住宅では2.6mから3mの階高としますので、この数値を階高としたいのですが、そうすると一つの三角形の高さを、同じく2.6mから3mの巨大な物にしなければなりません。 そこで、1層目の下に壁を建ててかさ上げをし、階高を確保するのです。


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  1層目の三角パネルは、室内側から見ると、外に向かって倒れている形状をしています。 部屋として使う場合、真っ直ぐに立つ壁がある方が使いやすいですし、最下段においては、基礎の上に載せるため、底が平らである必要があります。 1層目の下に壁を建てることは、そのような点から考えても合理的です。

  四角い部屋を入れ込む四角い構造体の上に、ドーム構造の屋根を載せるのですが、そっくりそのまま屋根として使うと美しくならないことと、折角のドーム構造を内部空間として楽しむことが出来ないため、このような考え方の元に、半分ずつ、ずらして結合する設計としたのです。

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